白いご飯のまん中に1粒の梅干し。 おいしくて、食欲が増して、保存が効いて、 そのうえ疲労回復や殺菌効果、病気を遠ざけるなど、 梅が持つさまざまな効能効果が日本人の健康を支えてきました。 地のもの旬のものをいただいて心と身体を養生する、 梅干しは和食の心そのものです。 今日も日本中の食卓で、誰かのお弁当で、 きっと活躍している小さな日の丸。
まぁるい1粒の梅干しは何からできているのでしょう。茨城生まれの完熟梅と、海の恵みの自然な塩と、きらきらまぶしいお日様と。それから…
石川一号、加賀地蔵、そして真っ赤な露茜。3種の梅との出会いからはじまった「常陸乃梅」のものがたりは、漬け物一筋二百年の吉田屋が梅農家の皆さんとともに茨城の梅の新たな可能性にチャレンジするプロジェクト。ちょっとだけ長くなりますが、どうぞお付き合いくださいますよう。